原 豪志 ブログ
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RALLY MONGOLIA2012参戦記 ETAP0-1


8月8日夕方着チンギスハーン空港からおおよそ30分ほど凸凹の道を進み

ウランバートル市郊外にあるハンリムリゾートホテルに到着した
時間は8時過ぎだというのにまだ明るい
そこからスタートまでは車両の最終チェックや現地での情報収集などで二日ほど費やした

現地でUPもしたが、車両コンテナが届かなったこともあり夕方まで時間があり近くの小山を二つほど登頂してみたりした
これが張りつめていた気持ちのリフレッシュや体のウォーミングアップになったようだ(体も軽くなったしね)


前日着組の参加者は雨の中準備に追われていたこの時は冷たい雨が降っていたな…

ブリーフィングでは全体での注意事項やルート情報GPS講習会などを実施

スタート当日はスコーンと晴れ渡る青空!
モンゴルはこれでなくっちゃということでスタートまでの準備に追われる

余裕をもって行っていた準備も直前になってどうしてこうバタバタしてしまうのだろうね

緊張のなかグランドスタート
さあこれから8日間の冒険が始まるぜ

前日のブリーフィングで初日の山場である菅原峠はこの気候で降雪?やその手前の沼地が大変困難になっているということでキャンセルになった
ということでETAP1はすべてリエゾンなのだそれでも今日のビバークまでは600キロ強の移動
スタートして最初のCP439KM地点まではこんな舗装路を永遠移動
しばらくは「うおー北海道みたいだ」と感動していたが二時間後には「早くダート走りたいな〜」に変わっていました(笑)

そう今回のラリーは通常のマップホルダーとICOそしてGPSの装着が義務づけされている
このGPS、ルート変更の座標入力やCAP走行などラリーモンゴリアでの生命線ともいうべき役目をしておりました、タケシは今回初めての使用ということでCAPの位置関係が頭に入っておらずICOの横にはそれぞれの方位と角度数値を記入したものを張り付けていた
これがこの後のラリーを楽にさせたことをこの時のタケシは知らない

CP後は座標に向かってメインピストをCAP走行してくださいとブリーフィングで言っていたが
無数に広がるピスト(目に入るだけで3〜8本)に「どこ走ればいいんだよ…」最初から面喰ってしまいました
しばらく走るとメインピストらしき道に川が流れている地元の遊牧民は馬を使ってわたってみせたがどう見ても腿くらいは深さがある
そこで違うピストを探しより浅い川で横断を試みた

ココはそこにいた仲間数人と膝上くらいまでの水位で押しながらなんとかわたることができた

そのあとはまた無数に広がるピストにバラバラになって走行

30分以上誰とも出会わない不安にエンジンを止めて様子を見てみる
見渡す限りライダーは一人もいない…
5分待っても来ない…
なんかしらんが不安…
待っていてもしょうがないので走り始めると雨が降り始めた先は真っ暗な雲に覆われているどこか雨宿りとおもってはいった橋げたにはG650Xで参加の方と一緒になった「間違ってなかったんだ」とすこし勇気をもらう
しかしまた1時間以上誰とも出会わない孤独なピスト走行は続く…
やがて町が近付いたのか舗装路に出たが雨は弱まることを知らない
ドンドンと 体温を奪われていく「これじゃ北海道と変わらんぜ」とぼやいてみる
リエゾンのゴールタイム19:10と決められているためその時間までGSで小休憩
初めて参加の日本人ライダーはみな「この道で会ってるか不安だった」と思っていたらしい

時間になり初めてのビバークに到着ゲルがすでに設営されているが
雨でヘリコプターが飛ばないうえ荷物は届いていないとのこと
しかも荷物到着は夜中になるといううわさがエントラントの中で話題になっていた
川渡りして下半身はずぶ濡れ、長時間の雨天走行でアンダーシャツもびちょ濡れ
ゲルがあったことが唯一の救いだった
ゲルにいた仲間と「寒いよ〜ちめたいよ〜つらいよ〜」と泣き笑いながら夜は更けていった
深夜2時に荷物が到着暖かい衣類と寝袋に幸せを感じたのもつかの間2時間後豪雨によりゲルのいたるところから雨漏れをし
唯一の乾いた寝袋や衣類が濡れてはいけないと早々としまう
そして数時間後にはスタートの支度をはじめていた
ラリーモンゴリア初日からなかなかドラマティック
しかしこれはこれから始める冒険の序章にしかすぎないのだ

つづく

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