原 豪志 ブログ
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ラリーモンゴリア2012ETAP2 バヤンホンゴルーボグド

前日?数時間前?のドタバタ劇、疲労した体と気持ちのまま二日目のスタートを迎える
前日の混乱がありスタートが若干遅れた

今日はスタートから全てSS(競技区間)だ雨によるコンディション不良のため若干のコース変更がはいったがそれでもモンゴルでのSS初体験にはド緊張以外の変化をもたらさない
この日のルートは昨日までのピストと呼ばれるものとは異なる道?というか大地

(PHOTO  佐野シンヨさん)
さっそく川渡りその後はしばらくはスピードのでるピストが続く
ピストが流れたであろう枯川に入る、200キロを超えるHP2(重量車)ではほとんどトライアルセクション!スピードをあげることができない
普段なら2速くらいでトコトコと行きたいのだがモンゴルで入れるA92というガソリン(日本でいうところのレギュラー)ではすぐにノッキングしてしまいどうもうまく走れずに1速からスピードの出るところでやっと2速という我慢の走行がしばらく続く
そこの枯川をこえたら急に斜度30度以上はありそうなヒルクライムが出現!
途中にはホイールがすっぽりはまってしまいそうなクレバスがいくつもあった
違うわだちで登ってたら大変なことになっていただろう綱渡りてきなヒルクライムだった
そこを抜けると大地に出た、コマ図にも「大地にでる」とかいてある
まさに大地だったね
正直ここまでコマ図とオンルートを追っかけるのとでまったく余裕なく写真を撮ることができない(申し訳ないです)
しばらく小山の尾根を走るようなピストが続く
これが気持ちいいのだが変化にとんだアップ&ダウンとコーナーでスピードに乗せるのが難しい

そしてRCPに到着

初めて主催者のヘリを見ることができて少し感動

RCP(競技期間中はここで給油&一時間のタイムコントロールが義務付けられている)には全体でも17番手で到着しているようで初めてのSSの割には上出来だったと自画自賛
RCP残りのルートを追いかけてスタートだ
スタートの際にモンゴル人スタッフに「この先水たまりがあるから迂回してね」といわれる
スタートして5キロほどで途中マシントラブルで止まっていたM田選手が早くもリカバリーして追い抜いて行った、枯川から出るときは自分の身長ほどのジャンプをして!!
そこで大きな判断ミスをすることとなる
「よし前だっちについて行こう」
ということでしばらくついていくとこにしたのだが前田選手尋常でないスピードで走ります
ピストのないところでもあるところでも全開?ピストのある場所では自分も時速120キロ以上で飛ばしても離れていきます(いったい何キロだしてんねん!!)
途中砂煙を追いかけて120キロ走行が続きますがやがて砂煙を見失ってしまいました
そこで気づいた時にはすでにオンルートを大きくロスト!
何やってんだよ俺

初日のそれとは違い今度は
どこに向かっているのか分からない!
という大サービスのおまけつき
当然ながらオンルートでないからほかの競技者が通るわけもなくしばし考える
よし高台に上って見てみようとおもっても
見渡せる高台のような山は周辺に見当たらず
ミスコースしてすでに一時間以上走ったし…
そこで一番近いGPSポイントまでCAP走行をすることにした
がそこはオンコースではないルート!
重量車のHP2がクレバスにはまっても終わりだし
急斜面の岩に出ても終わり
大きな川渡りがあっても一人でわたるのは無理だろう
そこですべてピスト上でCAP走行することにしました
全く人気がないピストを走ること一時間以上(気持ちの中では3時間くらい走っている気持)
GPSポイントにたどり着きましたがオンコースを見つけることができずにしばらくグルグルと回っていたらSSゴールらしきチェックポイントを発見
恐る恐る近付いてみたら見事!?SSゴールでした
どうやら日本人では2番手タイムでのSS通過とのこと
RCPの水たまりと言っていたそこは湿地帯、沼化して多くのエントラントを飲み込んだらしい
やがて30分ほどするとKTMに乗る小栗選手がゴールしてきた
湿地帯を抜けて川を渡った時の心境を刻々と話してくれた(相当に怖かったらしい)
それから10分後には先に行ったはずの前田選手がハニワのようになったF800GSと共にゴールした「もうここで終わったとおもったー」といって地面にへたり込んだ
地獄の湿地帯を一往復したらしい
どうやら途中から消えた砂煙は湿地帯に入ったからのようだ…
結果的にはラッキーミスコースだったがそこまでの気持ちのを考えると

・絶対に人について行かない(自分でコースを追えなくなるほど)
・すべての行程をオンコースでこなす
・全てのETAPで明るいうちにゴールをする
という3つを今回のラリーの目標に決めました
特に3つ目の目標は競技をする上でもよい方向に作用してくれた

Photo 佐野シンヨさん
そこからボグドのビバークまでは朝のブリーフィングで説明のあった座標にゴールした選手(前田さん、小栗さん、佐野さん)4台でコンボイGPS走行を続ける
途中湿地帯の横を走るテクニカルなルートだったがこれは主催者が用意したルートではないことが後に判明
でもプチアドベンチャーツーリングみたいで楽しかった〜

何とかビバークまでは明るいうちにゴールできたが全体の2/3はまだゴールしていないようだ
日暮れ間近になり泥だらけのバイクと4輪がポツポツとゴールしている
聞くと皆相当の思いをして泥からの脱出をしてきたようだった
明日のために車両整備と準備をして23:00ごろ就寝
それでも1/3以上の競技者は戻ってきていなかった…

つづく




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