原 豪志 ブログ
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Rally mongolia2012終えて

出発前に人生に少しの冒険をという内容で出場にあたっての思いを綴った
チャレンジを終えて経験したことの多くいまだに消化しきれていない
その時々の思いをこのブログを通してだったり
期間中に記入していた日記を読み返して反芻している日々
きっと理解はできないんだろうな…

前後何百キロの山岳地帯おおよそ人が住めないだろう(という小さな世界の頭の自分)と思われる山の中にたたずむむゲル
その前で大きく手を振ってくれた5歳くらいの姉弟
大草原の中のゲルの前では小さな赤ちゃんを抱きながらやはり手を振ってくれる遊牧民のお母さん
周りには何もない
何もない!と思っているのは手を振ってもらっている自分だけなのかもしれない
羊もいれば馬もいる、周りには草がありどこかでは水が湧き出ている川がある、そして雨風をしのげるゲルがあり家族がいるのだ!
それがすべてなのかもしれない
コンビニもなければ携帯電話もガストもない、電車もなければバスも通らない、自動販売機だってない
だけどみんな暮らしている
毎日の生活、幸福
価値観の違い
環境の違い
そういった理屈ではなく
不自由の中の快適さや
快適さを求め過ぎる不自由さ
「足るを知る」ということ
とにかく今ある自分の生活に毎日感謝して限りある人生を悔いなく思い切り生きようと思った
それは自分だけでなく自分の家族やまわりの人々と共有しながらね
読み物などで理解という意味ではそう思うことは過去にあったんだと思う
でも目で見て体で感じた経験は理解ではなく本能で「そうしよう」とすると思うんだ
いやそれが分かっただけでもこのラリーに参戦した意義は十分にあった

だけどレースに関して言えば「正直足りないな〜」というものが多すぎた
あっ自分自身のことね
すべてを経験する!そのためには絶対に完走するということが目的だったがETAP6でのフルボトムの件
これは完全に自分の感覚だけで走っていた証拠で常にバイクの状態や状況を理解しながら走らなければいけなかったのにそれができなかった
ライディングスキルの部分でも終わってみて考えてみるとアベレージあと10キロから15キロくらいはあげても自分の安全マージンは保てたと思う(これは経験してわかったことだから仕方ないけど)
準備をして準備をしても足りないという不安や欲
それがラリー前半での多すぎる荷物の原因になってしまった
「これがだめならしょうがないという一線が高すぎるのだ!」
今なら必要最低限の荷物と共有できる工具を極力増やすという努力ができるはず

これはTE449大内田選手のツール「えっ!エンデューロ?」と思うほどに少ないと感じたが
実際にラリー中にできる整備は限られているし「緊急用」とか言っていたらどれだけツールもっても足りない!トップライダーは皆この程度の工具のみだった

これは初日のタケシの荷物
「一泊ツーリングでも行くんですか?」という荷物の多さです
荷物が少なければバイクにかかる負担も体にかかる負担も軽減されることはもちろんパッキングに要する時間も短縮できる
自分の中でできる整備の範囲を理解しておくことが大事だろう
ただここまで書いたことは(レースの部分で)あくまでタケシが個人的に感じたことであり
参加者ひとりひとりが何を目的に参加するのか
ということで準備や装備は多少なりとも変わってくるものだと思う
「とにかく完走をしたい!」というのであれば壊れにくいバイクを選んで壊れても修復しやすいようにマシンを作ることがまず重要
メカニックを同行させるというのも完走するために必要な要素の大きな一つだ
自分の場合は「すべての行程で起こりうるすべての経験をしたい」
ということが目的だったためメカニックはつけなかったが

帰国してから多くの方に「また行きたいですか?」と聞かれた
「何の迷いもなく絶対行きたい」
ラリーとして完走を果たすことはできたが
ラリーモンゴリアに出場するにあたっていくつかとても楽しみにしていたことがあった
一つは菅原峠、初日のSSで通過するはずだった3000メートル級の山ここでは過去に多くの参加者が逸話というか伝説を作っているポイントで(あまり良い意味ではない方面でね)どんな景色でどんな道なのかワクワクというよりはドキドキしていたのだ
そこはコンディション不良によりキャンセルになってしまった
もうひとつは事前に配られたコマ図にマーキングしているときグランドゴールのコマ図に自分にむけてコメントを書いていた
日本から8日間完走をして走り切った自分への言葉
モンゴルの8日間走り切った自分はどう受け止めたのだろうか?
どういう気持ちになったんだろうか?
巻くことのなかったETAP8のコマ図の最後のことばまだ開いていない
また今度チャレンジするときまでその楽しみはとっておきたいと思うから
まだまだチャレンジはつづくね
今回このチャレンジに協力、応援してくれた家族、仲間、会社のスタッフ、業界関係の皆様、お客さん、参加するきっかけを作ってくれた先輩、主催者、篠原さん、青山さん
心から感謝いたします


まだまだ冒険はつづきます

良いですね〜。そんな原さん大好きです。また一緒にあ済んで下さいね。
オッジー | 2012/10/15 20:40
オッジー様
あざーす
こちらこそいっよに走らせてください
タケシ | 2012/10/16 15:01
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